先日表題のゲームをクリアし、非常に良かったので記事を書きました。たまにはそういう日があってもいい。ちなみにネタバレはないです。何故ならやってほしいから。
このゲームの良さは興味・好奇心がそのままゲームを進める原動力になるところです。
文字通り言葉を解読するという部分がゲームのメインで、プレイヤーは発言者の行動や文字配列や所々にある対照表を元に、少しずつ言葉の意味を理解していきます。
初期状態でも相手のおおよその行動からおおよそコミュニケーションが取れますが、細かい意味が分からない。物語を進めると別の言語形態の民が出てきて、風景もガラッと変わる。そういう「他者や世界への理解を深めたい・知りたい」という気持ちが自然と出てくる構成で、ずっと楽しいゲーム体験ができました。
あと個人的に良いと思ったのが、現実にある言葉って文化と密接に結びついてるものなので、語彙にもその影響が出る(例：日本人やたらコメに関する語彙が多い)と思うんですが、作中の兵士たちの語彙も軍事系命令形の語彙寄りだったりするところですね。
それと別の言語と単語が一対一で対応しないこともあるのがいい。
時々スニーキングで進むマップもありますが、1マップが小さいのとチェックポイントが細かいので、アクションに自身がない人にもオススメしやすいと思いました。
パズル好き・言語好きにぜひ遊んでほしいタイトルです。
