資料を探して三千里

 どハマリしたジャンルに関して明らかに元ネタがあったりすると、自分は凄い勢いで資料を集め始める。それはあわよくば二次創作に使えないかなという気持ちもあるが、大体80%オーバーくらいは知的好奇心だ。この習性は自分だけかもしれないと思ってたら、周辺の歴クラに同様の習性を持つ人が居たので安心した。

 さて。現在、自分がどハマリしているのはゴーストオブツシマである。元寇をテーマにしたダークヒーローものである。ここで問題が発生した。

 

 なんかいい感じのモンゴル軍の装束の資料が見つけ辛い。

 

 日本刀や甲冑の資料は今や玉石混交というレベルで溢れている。前者は刀剣乱舞ブームもあるだろう。有り難い事だ。和装の資料も色々とある。そして家にもめっちゃある。刀剣乱舞の二次創作をしていたときに、同様の流れで資料をアホほど購入したからだ。

 国内の歴史関連であればみんなの強い味方、吉川弘文館がある。大体ここで買っときゃどうにかなる(ベース知識ある程度必要だけど)

 問題はモンゴル軍だ。世界史で一括にされ、更に甲冑といえばヨーロッパのこう…城に飾ってそうなガチガチの奴が出てくる。自分が欲しいのはそれではなく、ドーショーとか叫びながら弓を撃ってくる奴が着てる甲冑の各部名称とか構造が描いてあるやつだ。フルカラーの写真だとなお嬉しい。出来ればモンゴル帝国の装束!!!って一冊丸々モンゴリアンなやつが欲しい。良い本があったら情報お待ちしています。

 家にシュトヘルチンギス・ハーンの時代を描いた漫画)があったので、その参考資料を当たるという手を思いついたが、参考資料ではなくスペシャルサンクス(人物)が載っていた。じゃあその方々の著作を当たってみようと思ったらガチ論文しか出てこなかったので諦めた。

 以前のジャンルで死んで覚えた経験から、そういう時は図書館に行けば芋づる式に見つかる可能性があるという知識があったので、とりあえず図書館に行った。ガチの甲冑ではないがモンゴル帝国関連のいい感じの資料を見つけた。

 早速hontoやAmazonで探してみる。無い。一部をコピーするという手もあるが、折角だから手元に一冊置いておきたい(強欲)

 一部は日本の古本屋で見つかったのでお取り寄せをした。しかし全てが古書で流通しているかというとそうではなく、次の休みに再び図書館に行くはめになった。

 そうこうしていると検索中の更に良さげな本を見つけてしまい、家に無限に本が増えていく。これは最早業である。

 

 

なお、買った本の中に二次創作に使えるやつが無いか考えたりもしたが、結局一番直近の作品を作るときに一番長い時間にらめっこしていたのは厚生労働省のホームページだったのでそんなものである。